やってよかった選んでよかった激安葬式

永代供養墓や樹木葬などお墓にお金をかけない傾向とともに、葬儀も家族葬などコンパクトな形式が選ばれるようになってきました。家族葬形式のなかでもとりわけ激安といわれる、火葬のみの火葬式への注目度が高まっています。火葬式は直葬とも呼ばれ、お通夜も告別式も行わず、火葬のみとなっています。家族葬には、参列者が家族と親戚のみという以外は通常の葬儀同様お通夜と告別式を2日かけて行うものと、お通夜がなく告別式のみの一日葬がありますが、式典があるぶん、激安の直葬よりは割高になります。葬儀の費用が安ければ安いほど良いというわけではありませんが、残された家族の負担が少しでも軽減されるよう、あらかじめ直葬を希望する旨を書き記す人もいます。エンディングノート作成が取り沙汰されるようになってから、増えている傾向です。

事前に激安プランを選んでおく考え方

自分の終末期医療や死後のことに関して、残された家族が様々な判断や手続きを行うために必要な情報を記しておくのがエンディングノートです。葬儀とお墓の費用は額が大きいだけに、綿密な選考のうえ決めることが求められます。エンディングノートに記載するため、事前に葬儀やお墓について調べたり準備することへの抵抗感が急速に減ってきています。残された家族が、やってよかった、選んでよかったと思えるような激安葬式を望むのであれば、それなりの準備はやはり必要となります。葬儀について何の準備もないまま病院で亡くなった場合、遺体搬送を急かされるあまり、病院が勧めた葬儀社に慌てて依頼しがちとなります。契約内容も葬儀社に勧められるままとなり、思わぬ高額の葬儀となることもありますので、事前に予算内のプランを選んで葬儀社も決めておくほうが得策と言えます。

あらゆる方面から検討して納得の葬儀を

比較サイトなどでは、直葬10万円といったような格安プランも出ていますが、あまりに安価なものは、必要な祭具や遺体安置の費用などがオプション料金となっていて、それらの加算で結果的に高額になることがあります。内容をよく読んでおくことが大切です。料金設定がわかりやすく、一般の葬儀社よりも割安となっている葬儀プランは、やはり公営斎場が設定しているものとなります。火葬場に併設されていることが多いので、火葬のみの直葬に最も向いているとも言えます。葬儀が重なっていると長く待たされたり、交通アクセス面が不便であるケースが多いのが、やや難点です。お通夜も告別式も行わない直葬は、故人との別れのひとときが少なめになることを心配する人もいますが、通常の葬儀のように弔問客への気遣いなどが要らないぶん、家族だけで静かに送ることができます。気持ちの面で満たされる葬儀であることが「やってよかった」という満足感につながります。